クリスマス…
独り身にはかなりキツイ単語ですよね
友達もそこまでいないし、彼女もいない私はここ数年クリスマス当日だけでなくクリスマス・イヴすらも予定なし
数年前は家族でクリスマスパーティなんてこともありましたが年を取り、今ではすっかり無くなってしまいました
そんな私は、毎年クリスマスは恒例行事として読書をして寂しさを間際らしています
クリスマスを題材とした小説は結構多く前回は“国内作家”のクリスマスおすすめ小説を紹介しましたが今回は“海外作家”編としてクリスマスが題材のおすすめ小説をご紹介したいと思います
関連記事:クリボッチがクリスマスにおすすめの小説を紹介します【国内作家編】
クリスマスパーティも楽しくていいですが、自宅でコーヒーでも淹れて読書に没頭と洒落込み、ボッチのクリスマスを共に堪能しましょう
1.『クリスマス・キャロル』
小さい頃にこの本を読んだ記憶がありませんか?
結構、有名な小説ですが内容は子供には少々難しかったと記憶しています
多少古い表現もありますが、日本語翻訳が基本的に美しく、翻訳された小説によくある日本語が読みにくいなんてことはほぼないです
すんなりと入り込んでくる文章にクリスマスにはもってこいの最高の感動と愛の物語
読んだことがある方はもう一度読んで欲しいです
未読の方はページ数が短いので軽い気持ちで読めるのでオススメです
2.『34丁目の奇跡』
ニューヨーク・マンハッタン34丁目にある百貨店
そこのおもちゃ売り場に雇われたサンタクロースによく似た容姿を持つ老人、クリスマスに格別の一冊
こんなにも心が温まるストーリーが存在するのか…
映画が原作となっている小説のようですが原作がわからなくても十分に楽しめる小説です
町がクリスマス一色になった時期におすすめしたい小説
3.『雪の夜は小さなホテルで謎解きを』
やはり、本格ミステリーが好きな私といえどもクリスマスくらいは感動系が良い
12歳マイロの両親は小さなホテルを経営しています
ある冬の夜に滞在日時を告げない男女5人が宿を求めてやってきた
そして、偶然マイロが拾った古い紙に書かれた海図
状況的に宿客が落とした紙とみたマイロは海図を手掛かりに彼らの目的を探すことに
謎を解くにつれて明らかになる小さなホテルの謎、次々に暴かれる客の秘密
MWA賞受賞は伊達じゃない!心温まるクリスマスにおすすめのミステリー小説
4.『スキッピングクリスマス』
作者のジョン・グリシャムさんが得意とするリーガルサスペンスではなくホーム・コメディに挑戦
得意ジャンルではないのにスピード感ある文章に一気読み間違いなしの小説
クリスマス、馬鹿騒ぎし浮かれた人々に頭に来た主人公夫婦がなんとかしてクリスマスをスキップしようと努力する
アメリカで行われるクリスマスらしさを演出するためにいかに無駄なことが多いか、そしてどれだけ出費があるのかを主人公であるルーサーの視点を通して皮肉っぽく描かれています
そして、ラストの主人公の取った行動に少しうるっと来てしまいました
5.『ヤング・サンタクロース』
タイトルから想像できる通りサンタクロースの少年時代の冒険を描いたファンタジー
北極の厚い氷の下、妖精の子供として生まれたニコライは、サンタのトレードマークである空飛ぶトナカイや人間の子供たちと力を合わせ地球の制覇をもくろむ女王マクダと闘う物語になっています
サンタクロースの少年時代という少し変わった視点から描かれているストーリーでファンタジーでこそ味わえるわくわくとドキドキが最高です
クリスマスに少し変わった話を読みたい方におすすめです
おわりに
クリスマス、どの本を読むのか決まりましたか?
やはり、国内より海外の作品の方がクリスマスを題材とした小説が多く選択の幅が広がります!
ですが、国内作家ならではの繊細な文章は個人的に好みだからどちらも捨てがたい
ら、来年こそは彼女作ってクリスマスを読書以外で楽しく過ごすんだ…