歌野晶午さんのおすすめ小説|読めば絶対にハマる作品を厳選しました。

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葉桜の季節に君を想うということ』で一躍ミステリー界の人気作家になった歌野晶午さん。


この記事を読んでくださっている方はすでに『葉桜の季節に君を想うということ』を読了しているのではないでしょうか??



まだ、読んでないよ。って人は本当に面白いし、おすすめの作品なので今すぐに読むべきです!!


さて、本題に戻しまして、今回は、歌野晶午さんのおすすめ作品を6作品に厳選してご紹介させてくださいm(_ _”m)


『葉桜の季節に君を想うということ』はあまりにも有名なので今回は候補からは省かせていただきました。


1.『ずっとあなたが好きでした』

「好き」をテーマとした歌野晶午さんの恋愛短編集。


恋愛小説の幅が広くどのお話も楽しめました。


例えばミステリー色が強い話、コントのようなオチの話、不倫や純愛など1つ1つの短編で趣向が違っていたので、最後まで飽きを感じることなく読めてしまいます。



ですが、あの歌野晶午さんですよ? そりゃ普通に恋愛モノは書かないでしょ‼


最後のあの仕掛け、かなり鳥肌たちました(*^_^*)


さすが、歌野晶午さん。あの仕掛けは美しすぎた…。


最初は本当に歌野晶午さんが恋愛モノをまじめに書いていると思って読んでました、あの1行を読むまではね。

バイト先の女子高生との淡い恋、転校してきた美少女へのときめき、年上劇団員との溺れるような日々、集団自殺の一歩手前で抱いた恋心、そして人生の夕暮れ時の穏やかな想い…。


2.『密室殺人ゲーム王手飛車取り』

チャットを通じで出会った5人が「問題を出すため」に殺人を犯すという問題作。


この5人が「このトリック面白そうだな」、「このトリックで殺して問題として提示しょう!!」みたいな軽いノリで殺人ゲームをするんです。


ミステリー小説に多いのは、犯人当て、つまり、フーダニットがメインの謎になりますよね。


しかし、本作は、どうやって殺したのか(ハウダニット)の謎のみに特化した作品。


このお話が気に入ったら、続編である「密室殺人ゲーム2.0」、「密室殺人ゲーム・マニアックス」もすぐに読んでほしいです。


“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである…。

リアル殺人ゲームの行き着く先は!?


3.『ハッピーエンドにさよならを』


自分の望み通りの結末になる現実はそうはありません。なら、小説でも望み通りの結末になるわけがない‼


11作の短編の全てがバッドエンド、アンチハッピーエンドの短編集です!!


さらにタチが悪いのが、どの話も現実世界でありそうな話を題材としていること。


登場人物に自分を投影してしまってゾクっとしてしまいます(>_<)


中には、普通に終わらせればハッピーエンドで終わりそうなお話もあるのですが、歌野晶午さんのアレンジで見事にバッドエンドに...


徹底されたバッドエンドが読みたい人にとてもおすすめの1冊です。


www.yamada-books.com

望みどおりの結末になることなんて、現実ではめったにないと思いませんか?小説の企みに満ちた、アンチ・ハッピーエンド・ストーリー。


4.『長い家の殺人』


歌野晶午さんのデビュー作。


良くレビューで「ミステリーをある程度読み慣れた人なら冒頭でトリックがわかる」と言われているのですが


実際問題その通りです。



しかし、ホワイダニットのために仕掛けられた叙述トリックやプロローグ。


あ、あと、曲に残された暗号なんかの小技を見逃してはいけません!!


その要素があるので、歌野晶午ファンは目にしておきたいところ。


トリックがわかってしまっている状態だからこそ見えるものもあるのですね(*゚▽゚*)

消失死体がまた元に戻る!?完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇―。「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賛。この恐るべき謎を、あなたは解けるか?


5.『動く家の殺人』


歌野晶午さんのデビュー作『長い家の殺人』から続いた「家」シリーズの3作目。


新装版 長い家の殺人 』、『新装版 白い家の殺人 』での経験が生かされていて


完成度はシリーズ屈指の高さを誇ります。ミステリー好きの人もきっと好きになってくれるはず…っ!!



この「家」シリーズですが、必ず順番に読んでください。


理由は、時系列が…とかではありません。


単純にどんどん面白くなっていき、歌野晶午さんのファンになれるからです


シリーズ1作目は、デビュー作という事とその作風から万人ウケはしませんでした。


2作目では1作目より評判が良くなりました。そして、3作目は素直に最高(*^_^*)


ここまで目に見えて成長している作家さんの作品を読める事はそうはありません!!


歌野晶午ファン必読のシリーズと言ってもいいとまで思ってます(*゚▽゚*)

名探偵・信濃譲二は、とある小劇団にマネージャーとして参加し、万能ぶりを発揮し始める。だが、特別公演「神様はアーティストがお好き」の初日、惨劇の幕が切って落とされた。

次第に疑心暗鬼になっていく団員達。六年前の稽古中の死亡事故と関係が?


6.『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』


江戸川乱歩さんの代表作を歌野晶午さんが現代風に味付けをしています。


さらに、歌野晶午さん結末までも一捻りを加えた歌野ファンだけでなく、乱歩ファンにもおすすめのお話。


ベースが乱歩さんなので、普段の歌野晶午さんより数段コクのある作品に仕上がっていて、歌野さんと乱歩さんの相性の良さが見れました。



そして、表題作の「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」はタイトル通り、まことに恐ろしかったw( ̄▽ ̄;)w


どんでん返しにつぐ、どんでん返しで読み手を最後まで翻弄しきってます。


「たしかに現代風にしたなら、あのロジックにあの結末だよな」と思うほど素晴らしい作品でした。

カメラマンの「私」が渋谷の道玄坂で出会い、交流するようになったのは、賢いが生意気な少年・聖也。その日も私は道玄坂のダイニングバーで聖也と話していたが、向かいの薬局の様子がおかしい。

駆けつけた私たちが発見したのは、カーペットの上に倒れた、上半身裸の女性だった。その後、私と聖也は事件を探り始める。しかし、私はあることに気がついてしまい、元の世界には戻れなくなっていた(表題作)。


おわりに


歌野晶午さんのおすすめ作品を紹介させていただきましたがいかがでしたか?!


王道の本格ミステリーから、一風変わった恋愛ミステリーまで幅広いジャンルを書いているので厳選するのにかなり時間を使いましたが、どうにか厳選できました!!


この中に1冊でも読者の皆様の気に入るお話があれば幸いです。