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【「囁き」シリーズ】ホラーとミステリーの中間点。幻想的な世界へご招待

今回は、綾辻行人さんの「囁き」シリーズを紹介します。

やはり、綾辻行人さんと言えば、『十角館の殺人』から始まる、大人気シリーズ。「館」シリーズを真っ先に思い浮かべると思います。

しかし、「囁き」シリーズも綾辻ファンなら、読んでおきたい作品なので、ぜひ読んでみてください。

 

さて、「囁き」シリーズの特徴ですが、ホラー小説とミステリー小説のちょうど中間点。とイメージしてください。

結論から言うと、「囁き」シリーズは、それぞれで完結しているので、読む順番は気にしなくて大丈夫です。
※微妙に、本当に微妙にリンクはしています。

「館」シリーズで、綾辻行人さんの作品をもっと読みたくなった人は、ぜひ「囁き」シリーズを読んで下さい。

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「囁き」シリーズの刊行順と感想

もう一度言いますが、「囁き」シリーズに関しては、読む順番はありません。

なので、気になった作品からどんどん読んでいきましょう。

 

しかし、それでも順番良く読んでいきたい人は、「囁き」シリーズの刊行順をまとめていますので、下記を参考にしてください。

「囁き」シリーズは、3冊しかなく、非常に新規参入しやすいシリーズものです。

 

冒頭でも述べた通り、「囁き」シリーズは、ホラー小説とミステリー小説の中間点の様な作品。

読み続ける上で、支障がないくらいに、リンクしているのですが、順番は気にせず読めるのも、気楽でいいものです。

 

もう少し、イメージしやすいように言い換えます。

「囁き」シリーズは、「館」シリーズのような、ゴリゴリな推理小説ではなく、「殺人鬼」シリーズに近い感じ。

ですが、2作目を除いて「殺人鬼」シリーズほど、残酷な描写はないのでご安心を。

 

本シリーズは、全体的に綾辻行人さんの作品の中でもかなり、幻想的で所々、ゾッとさせられる作品。

もちろん、綾辻さん独特の”意外性”もしっかりあります。

1.『緋色の囁き』

あらすじ

厳格な名門女学院で起こる、連続殺人事件が物語の軸。

その学園には、50年代、実際に魔女がいたとされている。

主人公のルームメイトが「私は魔女なの」といった後、彼女は寮の「開かずの間」で焼死した。

この事件を皮切りに、女子寮内で次々と惨殺死体が…。

感想

メインの謎は、いかにも本格ミステリーっぽい、学園での連続殺人事件。

本作の素晴らしい所は、なんといっても、文字では伝えることが難しい、「雰囲気」「空気感」「気配」を表現できている点。

一体どんな終わらし方をするのか。と先が気になる、ドキドキな展開も凄く好みでした。

 

「お~、結構サスペンス色が強い作品なのかな?」と読みながら考えていましたが、実際、土台はしっかりしていてる作品。

総合的に言うのであれば、「囁き」シリーズの最高傑作ではないかと。

2.『暗闇の囁き』

あらすじ

主人公・拓也は、叔父の別荘に一人でやってきた。

その別荘から少し離れた、別荘に暮らす、双子の少年と出会う。

双子が家族にも絶対に秘密にしている遊び相手、「あっちゃん」とは。

やがて、事件は動き出す…。

感想

黒髪を切られたり、眼球抉られたり、爪を剥がせれたり…。とても、残虐な殺人が登場します。

あの「殺人鬼」シリーズを彷彿させる雰囲気です。

 

…彷彿させるのではなく、実は本作は、「殺人鬼」シリーズに繋がる作品

双葉山の事件が登場したシーンは、ファンとして、とても興奮しました。

繋がるとはいっても、深く繋がりがあるわけではないので『殺人鬼』を未読の人でも十分に楽しめます。

 

しかし、本作には一つ弱点があります。

それは、綾辻さんの作品に慣れている人には、少し”意外性”に欠けるという点。

慣れている人は、物語の中盤らへんから、薄々「あ、このオチか…」と真相がうっすら見えてきます。

ですが、後半からの怒涛の伏線回収は、流石としか言いようがありません。

3.『黄昏の囁き』

あらすじ

ある日、兄の急死という連絡を受け、翔二は帰郷する。

兄の死の原因を知るべく、事故の真相を追い始める翔二。

「ね、遊んでよ」謎の“囁き”に異常に怯える兄の幼馴染みたち。

やがて、一人、また一人と死体となって発見される。

感想

「囁き」シリーズの中では、特にミステリーが強い印象。

文章はスラスラと読めるし、相変わらずお上手。

 

しかし、ここだけの話、本作に限っては、あまりおすすめできないです。

なんといっても、オチが苦しい。

現実味がないのはいいとしても、あの落とし方は、少し強引だったかと。

 

久々に言いたい放題でしたが、「囁き」シリーズすべてを読破したい人は、ぜひ読んで下さい。

ただ、あまり期待はしない方が良いかもしれません。

「囁き」シリーズのまとめ

最後にこの記事で書いた、「囁き」シリーズについてまとめてみます。

まず頭に入れて欲しいことは、「囁き」シリーズは、順番を気にせず読んでも大丈夫という事。

それでも気になる方は、刊行順を参考にしてください。

改めて紹介すると…

となっております。

 

「囁き」シリーズは、綾辻行人さんのファンなら読んでおきたいシリーズものです。

少しでも気になったら、1冊でもいいので手に取ってみてくださいm(_ _”m)

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