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【相沢沙呼】「マツリカ」シリーズの順番と魅力を語らせて!!

マツリカシリーズの順番

さあ、皆さん、”ドSなお姉さん”はお好きですか?

好きなら「マツリカ」シリーズを読みましょう!!

「マツリカ」シリーズとは、相沢沙呼さんを代表するシリーズもので、現在(2018年11月10日)までに、3巻発売されています。

 

相沢沙呼さんは第19回鮎川哲也賞を『午前零時のサンドリヨン』で受賞。

作風は思春期特有の苦悩や青春の苦味を上手に書いてい、しかも、女性を主人公としたお話が多く、女性の内面も繊細に表現しています。

 

「マツリカ」シリーズは、廃墟に住む謎の少女・マツリカがあらゆる謎を解決していくお話で、キャラクター小説としても、ミステリー小説としても一級品のシリーズものです。

一言で表すなら…

ほろ苦×青春×ミステリー×太もも
(太ももの文字が大きいのは気のせい…ですよ?)

 

そんな最高な「マツリカ」シリーズの読む順番と魅力を思う存分語って生きたと思いますので最後までどうぞお付き合いください(*u_u*)

1.『マツリカ・マジョルカ』


先程もお話した通り、相沢沙呼さんを代表する「マツリカ」シリーズ第1作目。

周りに馴染めず、独りぼっち、もちろん彼女もいない普通の冴えない高校生・柴山祐希が学校近くの廃墟に住む女子高校生・マツリカと出会い物語が動き出す連作短編集。

マツリカに学校で起こる不思議な現象や怪奇現象といった身近な謎の調査を依頼することに。

 

まず最初に、表紙の”ふともも”。これで1KO(o;_ω_)oバタ

瀕死の状態で立ち上がりページを開くと「姉さん、大変です。僕は今、原始人を捜しています―。」

…はい?

 

最初は困惑しましたが次第に興味を惹かれていき一気読み。

それに、マツリカさんが柴山くんを罵る言葉が素敵すぎる…。何度でも読み返せますね♪
(勘違いしないで変態じゃないからね!!)

 

「日常の謎」を扱う本作。一見してコミカルな印象を読み手に与えますが、その裏に隠された真実。

総合的に言うのであれば、全体的に暗く苦味が残る青春ミステリーですが、そんなところもまた癖になるんですよね♪

 

マツリカがライトノベル的に登場しそうなキャラクターということで読む人を選ぶかもしれませんが、とりあえず最後まで読んでみてください。

判断するのはそこからでも遅くはありません!!

柴山祐希、高校1年。クラスに居場所を見付けられず、冴えない学校生活を送っていた。そんな彼の毎日が、学校近くの廃墟に住む女子高生マツリカとの出会いで一変する。「柴犬」と呼ばれパシリ扱いされつつも、学校の謎を解明するため、他人と関わることになる祐希。逃げないでいるのは難しいが、本当は逃げる必要なんてないのかもしれない…何かが変わり始めたとき、新たな事件が起こり!?

2.『マツリカ・マハリタ』


前作に引き続き連作短編集の「マツリカ」シリーズ2作目。

相沢さんは本当に読むたびに成長していくのが感じられます。

1作目では詰めが甘い部分が少々ありましたが今回はミステリーとしても青春小説としても安定感増し増しで安心して読めます。

 

前作ではひたすらネガティブだった柴山くんが今回は自分から踏み出してみたりと少しずつ確実に成長していく姿に「ウルっ」としました。

そして、マツリカさんにまつわる謎も少し解き明かせれていましたね♪

 

2作目でマツリカさんを初めとするキャラクターを書くのが格段に上手くなっていて世界観にどっぷり浸れます。

というか、ここまで読んでしまうともう「マツリカ」シリーズから逃れませんよね!!

柴山祐希、高校2年生。学校の向かいにある廃墟ビルに住み、望遠鏡で校舎を観察している美少女・マツリカに命じられて、学校の怪談を調べている。新学期、クラスになじめない柴山の下に、1年生の時に自殺した少女の霊が、ときどき校内に現れるという情報が舞い込んできた。その真実を突き止めるため、捜査を開始したが、調べていくうちに…!?

3.『マツリカ・マトリョシカ』


これまで3作続いてきた「マツリカ」シリーズ初の長編。

そして、シリーズのなかで圧倒的完成度!!

現時点ではシリーズ最高傑作だと思います。

 

マツリカさんの指示により学校の階段を調査する柴山くんは『開かずの扉の胡蝶さん』という学校の怪談を耳にします。

まあ、怪談というわけなので未だに未解決。

しかし、”あかずの扉”であるはずの部屋が柴村たちの目の前で開かれたのです。

中を覗いてみると、散らばる蝶の標本と、制服を着せられたトルソーが転がっていました。

現場は誰も立ち入ることのできない密室。

しかも、トルソーに着せられていた制服は校内で人気のある女子生徒のものであると判明。

制服を盗まれた女子生徒は、「制服を盗んでトルソーに着せたのは柴村だ!!」といわれる始末…。

自らの潔白を晴らすため事件解決に動き出す柴村たちは、2年前、密室となった第一美術室で女の子が襲われた事件に関係があるらしい事がわかる。

という内容。

 

ほうほう、「密室で発見されたトルソー」に「2年前の密室」。

前2作では変化球的なミステリーが多い印象だったのですが…

今回は超ド直球の本格ミステリーじゃないですか!!

 

柴村くんは前作よりさらに成長を遂げていて、今まではマツリカさんに頼りっきりだったのに、今回は自分だけの力で解決しようとしたんです。

ですが、最後でマツリカさんが本格ミステリーらしい理論的推理を展開するわけですが。

あの推理は素晴らしかった。あまりにもハマっていてゾクゾクしましたし、読んでいてにやにやが止まりませんでした…(;^ω^)

校内にある「開かずの扉」で事件が発生!現場は密室の上、過去にも似たような事件が起きていて…二つの謎を、マツリカさんはどう解く!?

おわりに

「マツリカ」シリーズについて語ってきましたがいかがでしたか?

やはり、本シリーズはどれも完成度が高く、読んでいてとても楽しい作品です。

まだ関数が多くなく、未読の方も今からでも読み始めやすいシリーズなので気になった方はぜひお手に取ってみてくださいm(__)m

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