メフィスト賞

舞城王太郎さんのおすすめ作品を6作だけ語らせて

舞城王太郎おすすめ

今回は言語化できないくらいすごい舞城王太郎さんのおすすめの作品を紹介していこうと思います。

ジャンルはSF、ミステリー、純文学…いろいろ言われていますが正直な話わかりません…(;・∀・)

世界観も、もちろん素晴らしいのですが、一番個性的なのはその独特の文体。

クセがあるのになぜか読みやすく、スピード感もあり、慣れは必要ですが全体的に読みやすい作家さん。

 

実は舞城さんはメフィスト賞からデビューした作家さん。

これだけ言えばわかりますよね?

はい、かなり個性的な作家さんです。

 

「舞城王太郎さんを読むならとりあえずこれだけは!!」という作品を厳選してみました。

この記事を読んで下さっている方の参考になれば幸いですm(_ _”m)

1.『煙か土か食い物』


舞城王太郎さんのデビュー作で、第19回メフィスト賞を受賞。

つまり、舞城王太郎さんを語る上では外せないお話なのです。

 

腕利きと言われている外科医・奈津川四郎。

彼の母親が連続主婦殴打生き埋め事件の容疑者に…?

復讐を決意する四郎は故郷に戻った。

 

という内容のお話です。
読み始めから最後の1文まで、全く読む手が止まらなかったくらい面白い作品。

本の最初のページをめくると文字がびっしりと詰められています。

作品全体的に見て改行らしい改行はほとんどありません。

ですが、ご安心を。

改行が使われていないにも関わらず、スピード感あふれる文体。不思議とかなり読みやすいです♪

それに、英文がカタカナで表記されていることも特徴的。

腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが?

2.『世界は密室でできている』


上で紹介した『煙か土か食い物』のスピンオフにあたる作品。

前作で拍子抜けするほどあっさり物語から退場したルンババこと、名探偵・番場潤二郎の少年時代を描いたお話。

ルンババとその親友である西村友紀夫が遭遇してしまったいくつかの難事件が語られていまます。

 

タイトルを見て、「お、舞城さんの本格ミステリーだ」と思った方にはあまりおすすめできません。

ミステリー小説としては恐らく最悪。

しかし、舞城王太郎さんの作品と考えると最高です。

そりゃもう、最高ですよ。はい。

個人的には舞城さんの作品の中でもトップ3にはランクインするくらいに。

舞城王太郎ワールド全開で推理小説でもあり、また、エンターテイメントでもあり、少しおバカな小説でもあり…。

ですが、一番しっくりくるのは“青春小説”

 

好き嫌いは別れてしまいそうですが、少年の友情や愛情を描いたひとつの青春小説として共感する部分は少なからずあるのではないでしょうか。

15歳の僕と14歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。僕らの冒険はそこから始まる。

3.『ディスコ探偵水曜日』


「ミステリーもSFもなんでもぶっ込んじゃえ!!」ってノリで作られたのではないのかと本気で疑っているお話です。

そのなんでも盛りに圧倒され「…ま、舞城さん、これは……」となりましたが次第に慣れてしまうので気にすることはありません。

 

それに、良い意味で舞城ワールド全開。フルアクセルです!!

文庫本だと上・中・下と3巻続く大作ではありますが面白すぎて「ペロっ」と一気読み。

気がつくと「あれ、もう終わってしまったのか。物足りない」とすら思えてきました。

 

ですが、本作は舞城王太郎さんにまだ慣れていないとぶっちゃけきついです(>人<;)

なので舞城さんの作品をどれか1冊以上読んでから読むことをおすすめします。

迷子専門の米国人探偵ディスコ・ウェンズデイは、東京都調布市で、六歳の山岸梢と暮らしている。ある日彼の眼前で、梢の体に十七歳の少女が“侵入”。人類史上最大の事件の扉が開いた。魂泥棒、悪を体現する黒い鳥の男、円柱状の奇妙な館に集いし名探偵たちの連続死―。

4.『スクールアタック・シンドローム』


表題作含め3作が収録されている短編集。

舞城王太郎さんの短編で私が最も好きな『ソマリア・サッチ・ア・スウィートハート』が収録されています。

内容があまりにも強烈で今でも忘れることができません。

ネタバレ防止のためあまり多くは語れませんが一言…

心臓の弱い方は充分に気をつくてください。

 

全体的にはちゃめちゃで驚くほど舞城さんらしい短編が収録されていて、どのお話もかなりハイレベル。

やはり彼は天才だったらしい。

崇史は、俺が十五ん時の子供だ。今は別々に暮らしている。奴がノートに殺害計画を記していると聞いた俺は、崇史に会いに中学校を訪れた。恐るべき学校襲撃事件から始まった暴力の伝染―。

5.『阿修羅ガール』


「『阿修羅ガール』ってどんなぶっ飛んだ作品が飛び出してくるんだろう」当時私はこんなことを思いながら本作を読み始めた記憶があります。

実際、とてもぶっ飛んでいてクレイジーな作品で間違いなかったんですけどね♪

 

第16回三島友紀夫賞受賞していてその面白さは折り紙付き!!

本作は短編集で個人的おすすめはやはり表題作の『阿修羅ガール』。これは傑作です。

2ちゃんねる(今は5ちゃんねるなのかな?)を利用している、いや、ネット掲示板を使用したことのある人は一度は読んでほしいネット掲示板を使った殺人事件のお話。

 

しかし、ここまでぶっ飛んでいると知人に「舞城王太郎の阿修羅ガールって作品面白いから読んでみて!」とはそうそう気軽に言えないのが唯一の弱点。

アイコは金田陽治への想いを抱えて少女的(ガーリッシュ)に悩んでいた。その間に街はカオスの大車輪! グルグル魔人は暴走してるし、同級生は誘拐されてるし、子供たちはアルマゲドンを始めてるし。世界は、そして私の恋はどうなっちゃうんだろう? 東京と魔界を彷徨いながら、アイコが見つけたものとは――。

6.『好き好き大好き超愛してる。』


あの舞城王太郎がこんなストレートな恋愛小説を…?!

そう思った私がおかしかったですね。期待を裏切らない普通じゃない恋愛小説です。

いや、これが舞城王太郎風の恋愛小説なのでしょうか。

 

「愛とは何なのか」ということにおいて非常に考えさせられました。

恋愛小説をあまり読まない方も、本作は1度目を通してほしい。

逆に恋愛小説をよく読む方も、この作品は必ず衝撃を受けるでしょう。

愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。

おわりに

舞城王太郎さんのおすすめ作品を紹介させていただきました!!

あの凄まじさに思う存分圧倒させてくださいね(^^♪

 

最後に一言だけ…

日本人よ、舞城王太郎を読め

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