ジャンプというと一昔は少年が多く購入する少年雑誌というのが一般的でしたが
最近では、女性の読者さんも増えてきているみたいでジャンプファンの私からするとかなり嬉しいことです
女性のジャンプファンが増えている今だからこそ
ジャンプで私がおすすめする漫画をいくつか紹介していきます
現在、ジャンプで連載されている作品の中で俗にいう“看板作品”は今回、避けて紹介していますので予めご了承ください
Contents
1.『家庭教師ヒットマンリボーン』
「ジャンプといったらこれ!」
なんて言う20代の方は多いのではないでしょうか?
始まった頃の日常系ギャグ漫画はどこへやら…
予め考えておいたとしか思えない大胆なテコ入れを用いて、バトル漫画へシフトチェンジ!
気弱でヘタレな主人公を最強の赤ん坊“リボーン”がギャングの10代目のボスへと育てあげる!
この作品の一番の肝はやっぱり10代目という設定だと思っております。
一子相伝の拳法とまではいきませんが、歴代ボスから「力」を受け継ぐシーンはかなり胸が熱くなります
2.『魔人探偵脳噛ネウロ』
究極の謎を求めて人間界へやってきた魔人・脳噛ネウロ
そのネウロに探偵役として振り回される桂木弥子
この二人が「主人公」の推理・バトル漫画です
ジャンプで探偵もの?それってマガジンにいる名探偵の孫に張り合えるの?とか思いましたが、読んでみるとまったくもって毛色が違いましたね(笑)
魔界777ツ能力やら魔帝7ツ兵器といった道具を用い、事件を解決していく
(そんなん使われたらじっちゃんが出てきてもどうしようもないですね)
実写映画化もされた「殺せんせー」の前に書かれていた作品になりますね
3.『エム×ゼロ』
「魔力を持たない主人公が受験で見かけたカワイ娘ちゃんを追いかけ魔法学園へむりやり入学!
努力・根性・力技をもって無事に卒業を目指す」
最近のアニメですと、もうそんな設定見飽きたという人も多くいると思いますが、ジャンプにも、もちろんそんな作品はあります
魔法が使えない主人公は代わりに「魔法を発生させない空間」を作る能力「M-0」を用いてだましだましに卒業を目指す
4.『ファイアパンチ』
作者初連載作品にして2016年度9月の「このマンガがすごい!」ランキング オトコ編にて第一位の作品
表紙だけをみてそんなに期待せずに手にとったのですが…
正直悔しかったですね
「ファイアパンチ」というタイトルと表紙の絵を見ただけですと主人公は炎を操る能力者だと思いましたが
不死身の肉体を、「焼け朽ちるまで消えない炎」で焼かれ続けてるという読者の斜め上を行く設定
物語は氷の魔女によって凍らされた世界で、主人公の村を焼き尽くした男「ドマ」へ復讐するため、
街を目指すことから始まります
「カニバリズムに新興宗教」とやっていることを端的に上げると
およそジャンプ漫画とは思えないです
久しぶりにイカれてる(褒め言葉)
面白い作品に出会えました
最近のジャンプ漫画の中でも最注目の漫画
私と同じくイカれた作品好きのみなさんにおすすめです
5.『トリコ』
世は「美食」を求めたグルメ時代
最高の「人生のフルコース」完成を目指す美食屋トリコ
そのトリコへ小松が、ガララワニの捕獲を依頼することから物語は始まります
個人的には「センチュリースープ」のあたりが一番面白かったと思います
NEOが出てきたあたりから、よく分からなくなってきましたが…
ですが、食品の絵がえげつなく上手く
夜中に読んでいると空腹で寝付けなくなります
ジャンプのバトルもので何を読むか悩んでいる方は『トリコ』から読むことをおすすめします
6.『EX-ARM』
交通事故に遭い、超常的な力を持つ兵器“EX-ARM”によって命は取り留めたものの
脳だけになっていた主人公、夏目アキラ
アキラのもつEX-ARMを筆頭にEX-ARMを巡る犯罪組織と警察との戦いを描いたSFバトル
例えるなら、少年ジャンプ版「甲殻機動隊」という感じです
タチコマ的なロボットだったり、バトーさんっぽいおっさんもいますし
ジャンプでも画力の高い作家さんはいますが
古味 慎也(こみ しんや)先生の画力にはもはや、嫉妬すら覚えます
そして、画力だけではなく、ストーリーもかなり熱い
画力とストーリーの面白さが上手く噛み合っていることから、個人的にかなりおすすめの漫画
攻殻機動隊が好きという方におすすめする作品
試しに読んでみては?
7.『ステルス交境曲』
こちらは少し今回の趣旨とは異なり、ジャンプの漫画ではありますが、ジャンプ好きにはおすすめしづらい作品になります
というのも、人気が乗らずに終わった打ち切り作品ですからね
で・す・が!
こちらの作品、ラノベファンの方にはぜひ読んで欲しい一冊!
作画担当に現在「アナノムジナ」を書いています「天野洋一先生」
そして、原作は「バッカーノ!」、「デュラララ!!」で有名な「成田良悟先生」という超豪華な作家さん
根っからの「成田良悟」ファンである私はこれだけでもう、おすすめです
ジャンプでこの人の作品を読める日が来るのかと
内容としましては
「表面明るく闇のあるファンタジー」といった感じです(←?)
非常に成田良悟先生らしさに溢れ、伏線があちらこちらに張り巡らされており、最後に全て繋がるんだろうなと楽しみにしていましたが
単行本ではなく週間連載ということもあり、伏線を回収する前に人気が落ち、早巻きに終わらした感のあるラストとなってしまいました
何はともあれ、総合的には面白く、おすすめのジャンプの漫画です
わがままを言うのなら
ちゃんとした終わり方を見てみたかった…
8.『ぼくのわたしの勇者学』
今では実写映画化までされた「斉木楠雄のψ難」の作者麻生周一先生の過去作品
主な内容としては「自称:勇者」を名乗る担任の先生がはちゃめちゃやってるだけのギャグマンガ
正直、「斉木楠雄のψ難」よりネタが尖っていて好きです
「斉木楠雄のψ難」が好きという方におすすめです
また、麻生周一先生が好きな方は一度は読んで欲しいです
9.『あねどきっ』
週間少年ジャンプにおいては「To LOVEる」がお色気漫画として有名ですが
個人的には断然『あねどきっ』をおすすめします
純粋な少年からすると「To LOVEる」は少し、いや、かなり刺激が強すぎます
あねどきっはタイトルのとおり突然始まった謎の多いおねいさん「家出少女のなつき」との生活を描いたラブコメ漫画になります
最近では、メインヒロインを飾るのは主人公と同年代と相場が決まっていますが、ジャンプのこの風潮に対し完全な「姉ショタ」ものをぶっこんでくれました
いかに、『あねどきっ』がおすすめかを余すことなく書き込みたいところですが、詳細は別記事にて機会があれば書かせていただきたいと思います
「ジャンプのおすすめのお色気漫画は何?」と聞かれれば迷わず『あねどきっ』をおすすめします
10.『めだかボックス』
パーフェクト超人な主人公・黒神めだかが学園で起きた問題を同じ生徒会のメンバーと解決していく物語
なんと、『戯言シリーズ』やアニメ化され一躍大人気小説『物語シリーズ』の原作者である西尾維新先生が原作を担当
なんというか…
流石です。
漫画に於いても言葉で魅せてくれました
普通、漫画の中で「主人公を作り上げる」とか考えますかね
それになんといっても、ジャンプへの熱い思いが込められているように感じます
作中で何回「少年ジャンプ」って台詞が出てきたかわかりません
主人公としての強みを語るシーンでは、歴代のジャンプレジェンド作品の主人公を見開きいっぱいに書き連ねたシーンなんてほんとに「おぉ…」と言葉を失ってしまいました
西尾維新さんのファンも納得してもらえる漫画です
おわりに
ここまで、様々なジャンプのおすすめ漫画を紹介していきましたが
ジャンプ作品にはおすすめしたい漫画がかなり多く
今回紹介した漫画以外にもまだ数々の漫画をおすすめしたいです
ですが、それはまたの機会というとこで
最後まで読んでいただきありがとうございました