海外ミステリー小説

「ブラウン神父」シリーズのおすすめ作品を紹介|海外古典の入門にも!!

普通では思いつかないトリックとユーモア溢れる作風で人気のG.K.チェスタントさんをご存知でしょうか??

今回の記事はG.K.チェスタントさんの「ブラウン神父」シリーズのおすすめ作品を紹介します。

 

国内随一の人気を誇る江戸川乱歩さんが「チェスタトンのトリック創案率は探偵小説随」とまで称したお方なのです。

数多くの名作を残した乱歩さんが絶賛するくらいなのでミステリーファンとしては1冊は読んでおきたい作家さんではないでしょうか。

 

さらに、ジョン・ディクスン・カーの作品に登場する名探偵の1人、ギデオン・フェル博士のモデルとも言われるのがなにを隠そうブラウン神父なんです!!

確かにタイプは違いますが、どちらも見た目的は事件にかかわりそうにないのですが一度事件にかかわればキレッキレの推理を披露するんですよね!!

おっと、話がそれそうなので早速G.K.チェスタントさんのおすすめの作品を紹介していきましょう。

1.『ブラウン神父の童心』


ホームズ、ポワロは国内、海外問わずミステリー界で有名な探偵ですが”ブラウン神父”は意外と知らないのでは⁇

ですが、本格ミステリーファンなら、特に、本格黄金期のあの頃の海外作品が好きなら読まなきゃ損です!!

 

ブラウン神父が初登場する「青い十字架」、大胆なトリックで読者を驚かせた「見えない男」、そして、あまりにも有名で今でも多くの人を虜にしている「折れた剣」。

本作に収録されている短編はどれも好きですが、上記の3編は別格。

ぜひ1度読んでいただきたい短編の1つです。

 

私が思うに、本作の一番の魅力は情景描写。

一つ一つの描写が丁寧で、その世界が読み手の目に写るんですよね♪

読んでいて幻想的な気分にすらさせてくれます!!

 

さらに、本作が発売されてのは1911年。

つまり、古典に分類されるわけですが、それでも色褪せることのないトリック。

今読んでも間違いなくびっくりされてくれます!!

小柄で不器用、団子のように丸く間の抜けた顔。とても頭が切れるとは思われない風貌のブラウン神父が真相を口にすると、世界の風景は一変する!

2.『ブラウン神父の不信』


「ブラウン神父」シリーズの第3作目にして、シリーズを通して一番人気の高い短編集です。

それもそのはず、なんせ、この短編集には名作が多いという「ブラウン神父」シリーズの中でも最も名作を言われている短編が3編も収録されているのですから!!

密室殺人が起きた瞬間にそのことを告げるかのように飼い犬が吠えたのですが「そんな奇跡が起こるはずない」と言ってブラウン神父が安楽椅子探偵的に謎を解き明かす「犬のお告げ」。

ジョン・ディクスン・カーさんの『白い僧院の殺人』の先駆とみなされる「翼ある剣」。

チェスタントさんならではの密室トリックが炸裂した「ムーン・クレサントの奇跡」。

他にも、「金の十字架の呪い」、「ギデオン・ワイズの亡霊」などなど語りきれないくらいの短編が収録されているのです。

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名作揃いの“ブラウン神父”シリーズでも、特に傑作が集まっている第三集が、読みやすくなって新しいカバーでリニューアル!これを読まずしてブラウン神父は語れないほどの傑作「犬のお告げ」、チェスタトンならではの大胆で奇想天外な密室トリックが炸裂する「ムーン・クレサントの奇跡」など、珠玉の8編を収録する。

3.『ブラウン神父の秘密』


「ブラウン神父」シリーズの第4作。

本作を読むにあたって1つ注意点が。

それは、第1編~第10編まで必ず順番に読むことです。

第1編ではブラウン神父の推理法が語られ、その具体的な話として第2~9編があります。

そして、第10編「フランボウの秘密」が語られるというわけです。

この形式で書かれる短編集って作品の世界に引き込まれやすくれノリノリで読めるんですよね♪

 

この短編で印象的だったのは、やはり、神父独自の推理法を初めて綴った「ブラウン神父の秘密」。

ブラウン神父がアリバイ崩しに挑む「俳優とアリバイ」。

の2編。私の今後の読書ライフで一生忘れることのできない短編です。

 

シリーズ全体に言える事なのですが、チェスタントさんの作るお話に出てくる登場人物って「あぁ~わかる。こんな人いる!!」というような1癖ある人がどんどん出てくるんですよね。

まあ、その癖のある性格が引き金となり事件になるんですが…。

 

そして、本作最大の神父の名シーンが、罪を犯した人を非難するだけの人に厳しい言葉を言い、そのあと、「極悪人でも受け入れるのが我々聖職者の務めなのだと」言い切るあの場面。

 

……もうブラウン神父大好き…。

容疑者の不可解な行為の謎と意外な真相「大法律家の鏡」、この世の出来事とは思えぬ状況で発生した金塊消失事件「飛び魚の歌」、常識を超えたユーモアと恐怖の底に必然的動機がひそむ「ヴォードリーの失踪」など全10編を収録。

今回はここまで

「ブラウン神父」シリーズの中から私が思うおすすめの作品を紹介しました。

「これから読みたいんだけど古典で情報少ないし何から読めば…」って方が居ましたらとりあえずこの中から気になったものを読めば大丈夫です!!

ですが、「シリーズものだから順番も知っておきたい」という人のために順番も書いておきますね♪

上記が順番になっていますのでご参考までにどうぞ<(_ _)>

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