海外ミステリー小説

【モース警部シリーズ】コリン・デクスターさんのおすすめ作品5選

コリン・デクスターさんと言えば「モース警部」シリーズで有名な本格ミステリー作家です。

ゴールド・ダガー賞とシルバー・ダガー賞を2回ずつ受賞したイギリスを代表する作家さん!!

ミステリーを読み始めた人にも分かりやすいシンプルな構造の作品が多く、謎も深い。

さらには、ミスリードやロジックの組み立て方など……

とにかく、海外のミステリーを読もうと考えている人に非常におすすめできる作家さんなのです!!

そこで今回は、コリン・デクスターさんのおすすめの作品を5作品紹介していこうと思います。

1.『ウッドストック行最終バス』


コリン・デクスターさんのデビュー作にして「モース警部」シリーズの記念すべき1作目。

ウッドストック行のバスを待っていた女性2人は、なかなか来ないバスにシビレを切らしヒッチハイクを始めることに…。

その晩、ウッドストックのとある酒場で先程ヒッチハイクをしていた女性の1人が死体となって発見さてます。

もう1人の女性は今どこに…??

 

構造はシンプルに謎解き!!

コリン・デクスターさんが仕掛けたミスリードで仮説が2転、3転してき、そのたびに新しい仮説が生まれていきます。

作中にミスリードが非常に上手く散りばめられていて「もう少しで解決」というところでひっくり返されます。

スマートな推理で事件を解決…はしてくれませんがモース警部の人間味あふれる推理を楽しんでください!!

2.『死者たちの礼拝』


「モース警部」シリーズの第4作目でシルバー・ダガー賞を受賞した作品。

協会の拝礼の最中に信者が亡くなった。

続いて拝礼をとりおこなった牧師も謎の死をとげます。

そこで我らがモース警部は捜査に乗り出すのですが、事件の関係者はそろって行方をくらました。

事件はこのまま迷宮入りになるのか??

 

普段はルイスさんをイライラさせているモース警部がなんと今回はそれほどイライラさせることなく、スマートに事件を解決していくシリーズでも珍しいお話です。

さらに、エピローグの最後の最後、本当にラスト1行まで捻りがあって読み手としてはこれ以上ないほど興奮して読み切れました。

3.『ジェリコ街の女』


「モース警部」シリーズ5作目にしてシルバー・ダガー賞を受賞したお話です。

まさかの連続でシルバー・ダガー賞を受賞!!

さすがはコリン・デクスターさんですね♪

 

あるパーティーでジェリコ街に住む女性・アンと意気投合したモース警部。

数ヶ月後、モース警部はアンの家を訪れるが返答はなく仕方なく出直すことに。

しかし、そのときすでにアンは自宅の台所で「自殺」していたのです!!

本当にアンは自殺したのか?

そうだとしたら動機は何だったのか…。

さらに、捜査途中にアンの隣に住む男が殺害される。

この2つの事件に関連性はあるのか。

 

……もうコリン・デクスターさんの作品大好きです。

見事にコリン・デクスターさんに騙されました。それも清々しいまでに。

中盤まではモース警部と同じ仮説で確信していたのですが最後に見事にひっくり返されましたよ(;^ω^)

4.『オックスフォード運河の殺人』


少しとんでシリーズ8作目です。それも、ゴールド・ダガー賞を受賞しているお話。

んで、今回は安楽椅子探偵もの。

 

日頃の不摂生がたたって入院を余儀なくされたモース警部は気晴らしに、彼はヴィクトリア朝時代の殺人事件を扱った研究書『オックスフォード運河の殺人』を手に取った。

その研究所を読み進めるうちにモース警部の頭の中に疑問が次々と浮かび上がってくる。

事件は解決済みとされ、犯人たちは既に処刑されているのだが…。

 

シリーズを通して1位、2位を争う傑作。個人的にもかなり好きな部類のお話でした。

解決済みの100年以上前の事件を暇つぶしで解き明かすモース警部の発想と推理力が素晴らしく、こちらは本作を読むのに没頭( *´艸`)

それにしても、コリン・デクスターさんが考える謎とロジックはやっぱり深いですね。

5.『森を抜ける道』


1作目『ウッドストック行最終バス』と2作目『キドリントンから消えた娘』のリメイクというべき作品。

コリン・デクスターさんの提示する謎って読み終われば「シンプルでいい謎だったな~。」と感じられるのですが途中までは、謎が何なのかすらも判らないものが多いのです。

それで本作も事件が殺人事件なのか、はたまた失踪事件なのかというところから始まります。

 

警察に届けられた1通の謎の詩。

その詩には1年前に起こった女子大学生失踪事件の解決につながる鍵があるらしい。

1連の事件の担当がモース警部になり、彼女が埋まっていると詩が暗示するワイタムの森を捜査するがそこには以外な発見が……。

おわりに

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

「海外ミステリー読みたいけど誰の作品を読めばいいのかわからない」という方に読んで欲しいおすすめのお話をピックアップして紹介しました。

コリン・デクスターさんの作品の翻訳は全作品、大庭忠男さんがしています。

どれも読みやすく、翻訳特有の読みにくさがほとんど感じられませんでしたので安心して読んでみてください。

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