館シリーズの読む順番はこれ!! あらすじを含めて教えます

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綾辻行人先生の代表作の長編シリーズといえば“館シリーズ”ですよね

 

ミステリー好きならば一度は“館シリーズ”の名前を聞いたことがあると思います

 

館シリーズ…大好きですね!はい

 

そして、綾辻行人さんはミステリーを語るうえでスルーできない作家の一人ではないでしょうか

 

ミステリー好きにはたまらない館ミステリーですが

綾辻行人さんの館シリーズは格別です!

小説が好きな方に一度は読んで欲しいシリーズなのです

 

綾辻行人さんの“館シリーズ”は新本格ムーブメントの先駆けとなりました

そして、新本格ミステリーというジャンルは綾辻行人さんの館シリーズがあったからこそ確立したといっても過言ではないと思います

 

館シリーズといえば決まって叙述トリックを駆使した“クローズドサークル”物で最後は読者の斜め上を行くどんでん返しが特徴

 

はい、大好物です!

 

何より、ミステリー界で禁じ手とされている“秘密の抜け道”や“隠し部屋”をあえてストーリーに加えているというのが何とも綾辻さんらしい

 

全部で9作という超長編シリーズですがここまで出版されていると読む順番が解らなくなり、目についたものから購入するか、順番が解らないので購入しないか…という事もあると思います

 

で・す・が

綾辻行人さんの館シリーズは必ず順番通りに読んで欲しい

もちろん、順番など気にせず読んでも下手なミステリーを読むより何倍も面白いですがシリーズ物の宿命といってもいいでしょう

 

前の話を読んでいないと理解できない部分が出てくる

 

それに、順番通りに読むことでストーリーの輪郭がはっきりわかるため理解度も深まりその面白さは何十倍にも膨れ上がります

 

あと少し喋りたいところですが前置きはここまでとして綾辻行人さんの館シリーズを順番にあらすじを含めて紹介していきますので最後までお楽しみください

 

1.『十角館の殺人』

 

綾辻行人さんデビュー作にして、ミステリー界に名を刻んだ伝説の館ミステリー

そして、“館シリーズ”の記念すべき1作目

 

正直に言います

“館シリーズ”の中で最も面白い作品で最高傑作だと思っています

 

私事ですが、ミステリー小説にハマった作品でしてかなり思い入れがあります

 

ミステリー小説を読んでみようかと悩んでいる方は一度読んでみてください!確実にハマります!!

それくらい面白い作品なんです

 

非常に読みやすくそのままのノリでクライマックスまで行くと思わず「そうきたか!!!」と興奮して叫んでしまいそうになりました(^_^;)

 

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

 

そ・し・て

 

2017年には綾辻行人さんのデビュー30周年を記念して『十角館の殺人』の限定愛蔵版が発刊されました!!!

有栖川有栖先生を始め、ミステリー界で有名な33名の皆さんによるエッセイ「私の『十角館』」と特別収録しています

結構いい値段しますが買って損はない超豪華な本に仕上がっています

 

2.『水車館の殺人』

 

この“館シリーズ”2作目、水車館の殺人の帯に“新本格”という言葉が使用され、今では新本格ミステリーとしてジャンルのように定着したようです

 

かなりシンプルな謎解きが特徴的な作品で雰囲気もスリルも100点満点!!

 

気が付くと現在と過去が緻密に重なっていく構成には素晴らしいの一言です

 

仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。一年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか?密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは…!?

 

3.『迷路館の殺人』

 

十角館の殺人の次に傑作と評価されている作品がこと迷路館です

 

一言で表すと超衝撃的です!!

「やられた!」なんてもんじゃないですよ!

実際に読み終わると小説に騙される快感を忘れられなくなります

私は、決して変態とかじゃないですよ??

純粋にこの“館シリーズ”が、ミステリー小説が好きなだけです!!!!

 

奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。

 

4.『人形館の殺人』

 

十角館、水車館、迷路館と王道ミステリーが続くなかで人形館は応用いや、変化球というべきでしょう

 

実際、人形館をスルーして館シリーズを読んでも問題ないのですがファンとしては読むべきです!

 

ネタバレは控えたいので詳しくは言えませんが

正直、変化球といっても今ではやりつくされている手法なので途中からオチは読めていましたが、人形館が発刊されたのは1988年この時代ではかなり斬新だったと思います

今から読む方はそれを承知したうえで読んでいただけると幸いです

 

しかも、オチが読めているのに面白いのは綾辻行人さんの腕ですね!

寝る間を惜しんで読んだことが良い思い出です

 

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷―顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?

 

5.『時計館の殺人』

 

ミステリーに時計は付き物!!

 

館シリーズ5作目にあたる作品で個人的に3番目に好きな話です

 

綿密に仕組まれたトリックから想像もできない悲しい結末に涙腺が思わず緩みます

 

上下巻とボリューミーになっていますが内容が面白すぎて読む手が止まりません「え?もう終わり??」となってしまいました

それに、上下巻で全く違う方法で読者を楽しませてくるので綾辻さん腕の高さがはっきりわかる作品でもあります

 

これだけは言わせてください

時計に騙させないように…

 

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!

 

6.『黒猫館の殺人』 

 

館シリーズ5作目の時計館に比べれば短いのにも関わらずスケールは館シリーズで一番デカい!!

 

読み進めると感じる謎に胸がざわつき、迎えるクライマックスではトリックに驚くよりも先に「あそこに伏線あったのにーっ!」となってしまいます

 

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実と江南孝明は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!?シリーズ屈指の大仕掛けを、読者は見破ることができるか?

 

7.『暗黒館の殺人』

 

館シリーズ最大ボリューム文庫本版で全4巻ページ数にして2000ページオーバー

うん、長い

 

このボリュームから暗黒館を避けがちですが館シリーズのなかでもずば抜けて読みやすい!!

 

しかし、長さが欠点となり評価は二極化してしまっている

個人的には無駄が少ないと思っており、全4巻でも問題ないと思っているのですが…

どうしても「だらだらする」などの声は上がってしまいます。仕方がないです

 

ですが、この暗黒館は時間をかけてじっくり読み世界観に浸れるという点ではかなり評価に値する作品

長いからと避けずに一度読んでみてください!!

 

蒼白い霧に峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴…。

 

8.『びっくり館の殺人』

 

おいおい、急にポップなタイトルだな

しかしポップなのはタイトルだけで内容はかなり不気味

 

一応、子供向けとして書かれた作品でサクッと読めてしまいます

しかし、子供向けと侮らないことです

内容は子供向けどころか大人が読んでも薄気味悪い

 

好奇心旺盛の子供にミステリーの醍醐味を教えてくれる作品になっています

 

あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが…クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇!悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!?

 

9.『奇面館の殺人』

 

館シリーズ9作目の作品

現段階では最新作で、奇面館で館シリーズを完結するとしています

本当に長い間続いている館シリーズの最終巻、悲しいものですね…

 

奇面館に招待された客はなぜか全員仮面を被らされた

では、なぜ仮面で顔を隠す必要があるのか、100%仮面にトリックが関わってきますね

安心してください、綾辻行人さんは想像の遥か上を行きます

 

大雪の中での殺人と王道で攻めてきているため安心安定の面白さ!

最後に相応しい傑作となっています

 

奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、“奇面の間”で勃発する血みどろの惨劇。発見された死体からは何故か、頭部と両手の指が消えていた!

 

おわりに

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

綾辻行人さんの館シリーズを順番に紹介しましたが綾辻さんは館シリーズ以外にも数々の名作を残しています

有名どころで言うと『Another』で映画化などもしていますので是非館シリーズ以外も読んでみてください!

 

1987年十角館の殺人~2012年奇面館の殺人まで館シリーズを書き続けてくれた綾辻行人さんありがとうございました!!!

本当に楽しく読ませていただきました