【罪の余白】芦沢央さんのおすすめ作品5選!!

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芦沢央さんのおすすめ作品をまとめてみました!!


2012年に第3回野性時代フロンティア文学賞を『罪の余白』で審査員大絶賛で受賞し、超期待の新人作家としてデビュー。


文章校正や話のプロットの組み方。どれをとっても新人離れしているうえに、“手札の豊富さで読者を飽きさせない”のです!!


1.『罪の余白』

先程も軽く触れましたが、芦沢央さんのデビュー作です。


このころは、あまり期待せずに読んでいたのですが本当にあの頃の自分に言ってやりたい


「山田よ、君はとてもバカだ」と。


当時読んだ小説の中で、年間通して間違いなく1番面白い小説でしたよ!!


あの頃は、新人作家を無駄に避けていた時期でもありますし


もし、手に取ってなければ芦沢央さんを知る機会がなかったかもしれないと思うとゾッとします。


ちなみに、本作は映画化もされていて、どちらも面白いのですが


小説は映画の何倍も深みがありますので、気になったら読んでみてください!!


にしても、『罪の余白』。ここまでドンピシャにハマっているタイトルをつけれるものなのか…。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。
安藤の娘、加奈が学校で転落死した。


2.『悪いものが、来ませんように』

「なんだこれ!? 前作より格段に上手くなっているし、面白すぎる!!」


これが素直な感想です。


これは警告ですが、先程紹介した『罪の余白』の次に必ず『悪いものが、来ませんように』を読んでください!!


恐らく、『悪いものが、来ませんように』を先に読み、デビュー作である『罪の余白』を読んでしまうと


「え? 『悪いものが、来ませんように』に比べると全く面白くないんだけど…。」ってなるのが目に見えます。


しかし、実際『罪の余白』は本当に面白いお話。


ただ、『悪いものが、来ませんように』が異常なほど面白すぎるだけなのです。


本当に複雑に構成されている本作は、何を喋ってもネタバレになってしまう可能性があるので


今回は、内容についての発言は避けさせていただきますが一言だけ


「本当におすすめなので一度は読んでください!!」

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。
彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。
そして育児中の奈津子も、母や夫、社会となじめず、紗英を心の支えにしていた。


3.『いつかの人質』

幼少期に誘拐された少女が、12年後再び誘拐されるというお話。


こんなストーリーなら読むしかないやん!!


本当は、サスペンス・ミステリーってあまり好んで読むタイプではないんですが


芦沢央さんの作品で、こんな内容だと何の躊躇もなく読めてしまいます。


正直、ミステリーにある程度慣れている人が読めば犯人は一目瞭然。


しかし、「なぜ」の部分には驚かされました!!


最近読む本が無いな。という人はぜひお手に取ってみてください。

宮下愛子は幼い頃、偶発的に起きた誘拐事件に巻きこまれ失明してしまう。
そして12年後、彼女は再び何者かに連れ去られる。いったい誰が、何の目的で?


4.『許されようとは思いません』

5つの話で構成されている短編小説。


すべてのお話が暗いモノばかりなので、1つは明るいトーンの話を入れて欲しかったってのが本音ですが


読んでいて不快感が全くないイヤミスでした!!


表題作である「許されようとは思いません」は、寒村に嫁ぎ、惚けた義父の行動のせいで村八分に遭っていた祖母が


なぜ死期の迫った義父を殺害したのかという謎を解き明かそうとする孫のお話。


やはり表題作だけあり、他の短編と比べて頭一つ抜き出て面白かったです。


他の短編の魅力的でしたが、「許されようとは思いません」の伏線回収はまさしく芸術。


クオリティも高く、長さも適度で良い。


もしかすると芦沢央さんは長編より短編の方が面白いかもしれない。そう感じる短編小説でした。

祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。
彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…


5.『火のないところに煙は』

6編の話を収録した短編小説。


「芦沢央さんの短編小説やっぱり好きだ、大好きだっ!!」


これを屋上で叫びたいですね。


どの話も淡々と不気味な感じで展開していき、終始嫌な感じがストーカーのように付き纏ってきます…。


本作を読むと、やっぱり見えない存在以上に人間の方が怖いと感じるんです!!


ここで、本作の楽しみ方を一つ伝授しましょう。


作品をすべて読み終えたら、裏表紙をよーく見てください。


はい、鳥肌立ってでしょ??


何となしに、裏表紙まで見たらこれだもん。超鳥肌立ってるし、目は冴えて眠れないしで大変でした(;^ω^)

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。
解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。


今回はここまで!!


私がまとめた芦沢央さんのおすすめの作品はいかがでしたか??


今回ご紹介した芦沢央さんの作品の中に、一つでも気になった作品があれば幸いです。


本当はアンソロジーもご紹介したかったのですが、それまで含みますとかなりの量に…。


なので、アンソロジーは次の機会ということで手を打ってくださいm(_ _)m


この時期ですと、最後に紹介した『火のないところに煙は』はかなりおすすめ!!


この夏は、皆さんもホラー三昧で楽しい読書ライフにしましょうぜっ!!